
いつも、一誠会のホームページをご覧いただきありがとうございます。
社会福祉法人一誠会は2024年2月で創立45周年を迎えることができました。これも、ひとえに皆様方の温かいご支援とご指導の賜と心より感謝申し上げます。
その中で、偕楽園ホームは、1980年に八王子市で八番目の特別養護老人ホームとして宮下町に開設いたしました。名称である「偕楽園」には、法人の創設者である新谷義克現参与の"みんなが集まって楽しく生活できる場所"にしたいとの思いが込められています。
それから40数年余り。定員100名の単独特養からスタートした一誠会も、措置制度から介護保険制度へという大きな変革の波を乗り越えて徐々に事業を拡大し現在に至っています。特に、2018年には偕楽園ホームのある宮下町に隣接する加住町に、国が進める「地域包括ケアシステム」の拠点とすべく地域密着型特別養護老人ホーム、介護小規模多機能型居宅介護事業所を中心とする「第二偕楽園ホーム」をオープンすることができ、2020年5月には大和田地区で高齢者あんしん相談センター大和田を八王子市から受託しました。
また、定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所などのサテライト事業所を北野町と小比企町に開設し、2024年4月より八王子市の指定管理を受け八王子市高齢者在宅サービスセンター中野と八王子市高齢者集合住宅生活援助業務(シルバーピア)の事業を開始しました。
さらには、2022年11月には都内で初となる社会福祉連携推進法人の認可を受け、社会福祉連携推進法人一五戸共栄会に参画しています。
従いまして、今後一誠会は、初音の杜を含めた5拠点と、一五戸共栄会に参画する他の社会福祉法人とも連携を密にして、八王子市の高齢者福祉を支えていきたいと考えています。
また、一誠会は、全事業所で国際品質規格であるISO9001を取得していますが、ISOが事業所に求める品質方針(運営方針)の一つに「地域社会への貢献と共生」を掲げています。これは一誠会が地域住民の方々にとってなくてはならない事業所づくりを目指すという地域の方々への約束と宣言でもあります。ご利用者が、ひいては地域の方々が何を望んでいるのか、今何をしてさし上げたら一番喜んでいただけるのかを常に考え、サービスを提供していく所存でございます。
福祉を取り巻く環境はますます厳しくなることが予想されますが、今後もスタッフ一同、ご利用者はもちろんのこと、地域の方々の要望を的確に捉え、それを適切にサービスに反映することで地域に貢献していく所存ですので、引き続き皆様方のご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。
2025年2月1日
社会福祉法人一誠会理事長 鈴木康之