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偕楽園ホームは2020年3月で創立40周年を迎えることができました。これも、ひとえに皆様方の温かいご支援とご指導の賜と心より感謝申し上げます。
偕楽園ホームは、1980年に八王子市で八番目の特別養護老人ホームとして宮下町に開設いたしました。名称である「偕楽園」には、法人の創設者である新谷義克現参与の"みんなが集まって楽しく生活できる場所"にしたいとの思いが込められています。
それから40年余り。定員100名の単独特養からスタートした一誠会も、措置制度から介護保険制度へという大きな変革の波を乗り越えて徐々に事業を拡大し現在に至っています。特に、2018年には偕楽園ホームのある宮下町に隣接する加住町に、国が進める「地域包括ケアシステム」の拠点とすべく地域密着型特別養護老人ホーム、介護小規模多機能型居宅介護事業所を中心とする「第二偕楽園ホーム」をオープンすることができました。また、2020年度からは大和田地区で地域包括支援センター大和田(仮称)を八王子市から受託することが決まっています。従いまして、今後一誠会は、初音の杜を含めたこの4拠点の連携を密にして八王子市の高齢者福祉を支えていきたいと考えています。
また、一誠会は、全事業所で国際品質規格であるISO9001を取得していますが、ISOが事業所に求める品質方針(運営方針)の一つに「地域社会への貢献と共生」を掲げています。これは。一誠会が地域住民の方々にとってなくてはならない事業所づくりを目指すという地域の方々への約束と宣言でもあります。ご利用者が、ひいては地域の方々が何を望んでいるのか、今何をしてさし上げたら一番喜んでいただけるのかを常に考え、サービスを提供していく所存でございます。
福祉を取り巻く環境はますます厳しくなることが予想されますが、今後もスタッフ一同、ご利用者はもちろんのこと、地域の方々の要望を的確に捉え、それを適切にサービスに反映することで地域に貢献していく所存ですので、引き続き皆様方のご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。
2020年2月15日
社会福祉法人一誠会理事長 鈴木康之